癌のステージについて

一般に、癌はその進行度(癌細胞の大きさや広がり方)に応じてステージ0からステージⅣの5段階に分類されます。
ステージⅡまでの段階で発見できれば「早期発見」として5年後生存率の向上や寛解の期待が高まります

ステージ0

癌細胞が上皮細胞内にとどまっており、リンパ節への転移もない状態。
生命保険などで「上皮がん」と言われるものがこの段階です。

ステージⅠ

がん腫瘍が少し広がっているが、筋肉層で止まっており、リンパ節への転移もない状態。

ステージⅡ

がん腫瘍が、リンパ節への転移はないが筋肉層を超えて体内に浸潤し始めている状態。
または
がん腫瘍は広がっていないが、若干リンパ節への転移が認められる状態。

ステージⅢ

がん腫瘍が筋肉層を超えて体内に浸潤しており、リンパ節への転移も見られる状態。

ステージⅣ

がんが始めにできた原発巣を超えて、他の臓器へ転移している。

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