一般に、癌はその進行度(癌細胞の大きさや広がり方)に応じてステージ0からステージⅣの5段階に分類されます。 ステージⅡまでの段階で発見できれば「早期発見」として5年後生存率の向上や寛解の期待が高まります。 ステージ0癌細胞が上皮細胞内にとどまっており、リンパ節への転移もない状態。 生命保険などで「上皮がん」と言われるものがこの段階です。 ステージⅠがん腫瘍が少し広がっているが、筋肉層で止まっており、リンパ節への転移もない状態。 ステージⅡがん腫瘍が、リンパ節への転移はないが筋肉層を超えて体内に浸潤し始めている状態。 または がん腫瘍は広がっていないが、若干リンパ節への転移が認められる状態。 ステージⅢがん腫瘍が筋肉層を超えて体内に浸潤しており、リンパ節への転移も見られる状態。 ステージⅣがんが始めにできた原発巣を超えて、他の臓器へ転移している。 RNA修飾への着目 「セントラル・ドグマ」での新たな発見 従来の遺伝子解析 RNA修飾研究が持つ可能性 がんへの挑戦 まずは膵臓がんを克服する 主ながん検査とその課題 検査や治療リスクの低減と高効率化 癌のステージについて RNA診断の可能性 予防と対策が主となる医療に向けて RNA修飾の現在地 RNA修飾の量と病気の関係